いつのときかの運動会
徒競走で走った小学生の私
ゴールを切ったときは5位
3位までは景品がもらえるのだけれど
お昼ご飯のときに私はとぼとぼと家族のもとへ
景品のない5位と書かれた小さな賞状をおずおずと父に差し出した
父は無言で審判席へ
父は私が3位だったと文句を言いに行ったのだ
私は5位って自覚があったから父の行動がただただ恥ずかしかったし
それにも増してさらに驚いた
父はいつも穏やかで声をあらげたりしたことがなかったから
今想う
私は父にとって我を忘れるるほど魅力的だったってこと(笑)
こんなに愛されていたのよね
愛された子供はいい大人になるんです
だから私・・もっといい人になるべきじゃない?