Minagawa Dollsの独り言

人形をつくっています。 作品紹介、展覧会情報、日々の制作の色々を投稿しています。

2009年12月

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2009年も押し迫って参りました
私も大掃除の合間をぬっての年末のご挨拶
今年も皆さんのブログ&書き込みコメント
楽しませて頂きました
本当に感謝!
来年も気ままですがお付き合いくださいませ
どうぞ宜しくおねがいします

ではではお忙しいとお察しします
コメント不要でございます!


一昨日札幌行きの車中で読んだエッセイに
乗り物でお年寄りや体の具合の悪い人に席を譲る率の統計が国別に載っていた
アメリカ51%イギリス63%なんと日本は19%
日本人はそんなに優しくないのかとショックをうけた

でもはたと思い出した事がある
去年の京都旅行て乗ったバスの中
停車する度にお年寄りが入ってくると
其の都度近くの学生や若者は席を立ってその席から少し遠のく
お年寄りは座るもよし座らないも自由
座らなければまた先の人が席にもどる
お互いに挨拶もなしである
そんな光景を何度かみたのを覚えている
お年寄りのプライドにも配慮した素敵な親切と私には思えた
そこそこの国の美意識がある
日本人の優しさは少々シャイでわかりにくいかもしれないが私は好きだなと思う
聖なる夜に優しさについてちょっぴり背筋を伸ばして考えてみた

でも・・・さてさて具体的な日本流クリスマスの過ごし方はこれから 

やっぱり日本酒かな~~~

   とりあえず MERRY CHRISTMAS !!!

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 今朝目を覚ますと外は雪
 空も地面も真っ白で公園の遊具の赤や黄色も見え隠れ

 画像はかなり古い作品 「真冬の蝶」
 ここは時々-20℃にもなる北海道の北の町
 厳しい冬に耐えてなお羽ばたきたいとの思いで作った作品
 肩に力が入った技術も幼稚な作品だが思いは今も同じ
 生き物達や植物達はこの寒空の中でも確かにどこかで生きていて
 長い長い冬の向こうの春を夢見て耐えている
 
 秋に埋めた球根も今頃雪の下のもっと奥で片寄せあって待っている
 ぐっすり寝入っているのか、ひそひそ話しか、はたまた薄目を開けて
 隣をうかがうそんな様を形にしてみたい
 
 外は雪 長い冬のはじまりに私も身が引き締まる思い
             
 
         ・・・肉体はさっぱり引き締まらないけど・・・・
                     これはまた別の折にでもお話を・・・汗汗汗
 
  
皆川優子創作人形      
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冴えてる日がある
つい最近そんな日があって気分が冷めないうちに日記に落としたかった
今日は昼から友人とワインを飲んで気持ちもとっても大きくなっている!

 さて、次回作は紫アスパラを作る予定だったが(これこそなんじゃそりゃ?ですが・・・)
先日ひらめいた
次号は第6号ではなくて球根の球ちゃん
実はこの秋にたくさんの球根を私は花壇に埋めた
まるで春をそっと閉じ込めた気分だった
大きいのや小さいのシワシワだったり歪だったりだけど
とっても愛しい
この子達をどうしても形にしたくて思いついたのが球根の球ちゃん
区別をつけるならば球体関節人形になる予定だけど
人形のお友達がそれならば「球根関節人形」と爆笑の命名をしてくれた とても気に入ってる
はて?さて?ふざけてはいないのですよ 
自分だけが自分自身を天才と思う勘違いの日がある
ものづくりをしていたら思うときある?でしょ?
暫くは酔わせてほしい~~似非天才!

そして暫くは見ざる・・言わざる・・聞かざる・・・で黙々と・・手を動かさねば

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柄にも無く今年はクリスマスのディスプレイを
してみた
丸テーブルにおろしたての真っ白いテーブルクロス、
緑と赤の蝋燭 真っ赤な靴下
初期に作った小さな一角獣の人形・・を隣においてみた
とても稚拙だけれどお気に入りの人形のひとつ

この人形に私は詩を書いている
思い出すままにここに書いてみた

「・・・私は思い出していた
あの時、私はたしかに命の水の中で漂っていた
水が私の耳もとで囁くのを聞いた 魂は贈られた

命の水は・・・私の命と共に贈られた
だれのものでもない
私のたったひとつの魂の行き先を

命の水はそっと囁く・・・・」


この人形も詩も過去の自分のようでとても恥ずかしい
でも今日の様に表は暴風、家に閉じこもっているしかない
だから命のこととても真剣に考えていた過去の自分にそっと
寄り添ってみたくなる

クリスマスには多分大忙し
今日ひとり物思いにふけられるのも
神様からの特別なプレゼントかも


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